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UPDATE 2022-11-10
京の「匠」ふれあい事業
例年、京都市様よりご依頼をいただき開催しております、京都市立小学校の生徒さんと京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験授業の第1回目となります。
先週の11月4日(金)に京都市立七条小学校さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは6年生の皆さんです。
コロナ禍という厳しい状況は未だ続いておりますが、体育館をご用意いただけたことで空間を広く使うなど感染防止対策に努めつつ、体験授業を進めることができました。先生方にご理解とご協力をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
体験では、時間が少し限られていたこともあり、京扇子に関するお話が若干コンパクトになりましたが、皆さんしっかりと聞いて下さり、さすが6年生だなぁと感心致しました。伝統工芸士による実演を目の前にして、各工程をじっくりと見学する姿や、扇骨に熱を加えて曲げていく“ タメ ”の作業を見て、「すごーい!」と驚く表情が印象的でした。
七条小学校の6年生の皆さん、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
お一人おひとりが思い思いの絵を描き、立派な京扇子へと仕上がりました。通常だと見られない職人の手による製造工程を体験・見学いただいたことで、その技術力の高さや扇子の仕組みなどを学んでいただけたかと思います。京扇子・京うちわに限らず、日本の伝統工芸品と呼ばれるものは、その歴史とともに職人の技術も継承され、今日へと続いています。今回の学びが、この先も様々な工芸品に出会う中で、どんな技術で作られているんだろうと興味を持っていただくきっかけとなりましたら幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合






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UPDATE 2022-10-18
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
今年度第4回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
先日の10月15日(土)、向上社児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは向上社児童館へ通う1年生から5年生の皆さんと保護者の方々になります。
扇子の成り立ちのお話から、歴史の流れとともに様々な扇子が生まれ、祝儀やお茶席など様々な用途・場面に応じた扇子が、今なお人々の生活に寄り添う存在であるということを学んでいただけたかと思います。地吹きと空差しの体験では講師のサポートも受けつつ、お一人おひとり集中して扇子作りを体験していただきました。ご参加いただけた保護者の方々も子どもたちと一緒に扇子作りをたのしんでいただけて、何よりうれしく思います。
向上社児童館の皆さんと保護者の方々、先生方、体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
すっかり秋らしくなり扇子をあおぐ機会は少なくなってまいりましたが、また来年の春から夏にかけて、汗ばむ陽気になりました折には、ぜひ今回の体験を通して製作した扇子をあおいでみて下さい。既製品とはひと味ちがった心地よい風がくることと思います。そして涼とともに体験したことも思い出していただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合






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UPDATE 2022-09-05
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日より続きまして、今年度第3回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
9月3日(土)、京都市西京極西児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは西京極西児童館へ通う1年生から5年生の皆さんです。また数組ほどご家庭から保護者の方もご参加いただきました。
扇子の成り立ちとその歴史について少しお話をさせていただいてから、実際の扇子作り体験へと移りました。はじめに講師がレクチャーをして、そのやり方を真剣に聞き入る子どもたち。いざ同じように手を動かしてみると「むずかしい…!」とその難易度を実感していました。一人ひとりが自分のペースでできるようにサポートさせていただき、また保護者の方や先生方も一緒に子どもたちの体験を見守って下さりました。色々な種類の扇子も置かせていただき、たくさん見て触れて学んでいただけたかと思います。
西京極西児童館の子どもたちと保護者の皆様、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
扇面に描かれた絵はどれも素敵で、お一人おひとりの世界を覗かせていただきました。今回は数組、保護者の方にもご参加いただき、お子さんと一緒に扇子の作り方を実際に体験しながら学んでいただけたことも何よりうれしく思います。京扇子・京うちわに限らず、伝統工芸品はそれぞれの伝統工芸士の手によって作られ、今日まで続いております。今回の学びから、京都はもちろん日本各地にございます様々な伝統工芸品にも興味を持っていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合


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UPDATE 2022-08-25
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日より続きまして、今年度第2回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
8月22日(月)、京都市嵯峨広沢児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは嵯峨広沢児童館へ通う4年生から6年生の皆さんです。
お盆も明けて、児童館の皆さんは元気いっぱいに残りわずかとなった夏休みをたのしんでいる様子でした。体験前の扇子にまつわるお話では「蝙蝠」の読み方やクジラのヒゲなど、クイズが出ると積極的に回答していく姿が見られ、知らないことへの好奇心が学びへの原動力になっているんだなぁと強く感じられました。扇子の附けの体験も一人ひとりが自分のペースで進めていき、最後に伝統工芸士の職人技を目の当たりにすると、苦労した附けの作業がいとも簡単にできてしまうので、思わず「弟子にして下さい!」とお願いする微笑ましい場面が見られるなど、終始にぎやかな時間でした。
嵯峨広沢児童館の皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
一人ひとりが自分で絵を描き、素敵な扇子が出来上がりました。今回、残念ながらお休みだった子の分も当日扇子に仕立てさせていただきました。ご参加いただきました児童の皆さん、お休みだったお友だちに当日の様子や扇子がどのようにして作られているかなど、ぜひお話ししてあげて下さい。実際に工芸品に触れながら話を聞くことで、また新たな発見や興味につながっていくことと思います。まだまだ暑い日が続きますので、扇子をあおいで涼を感じつつ、日本の伝統工芸品を身近に感じていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2022-08-19
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
昨年度より公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼をいただいております、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業で、今年度の第1回目となります。
先日の8月18日(木)、小金塚学童クラブさんへ訪問させていただきました。
コロナ感染防止対策の一環として風通しの良い広い空間で体験ができるよう、学童クラブに隣接する永興小金塚こども園さんのホールをお借りしました。こども園の子どもたちもいる中、貴重な場所をご提供いただきましてありがとうございました。
今回体験していただいたのは小金塚学童クラブへ通う1年生から4年生の皆さんです。
これまで通り、はじめに京扇子についてのお話をさせていただいてから体験へと入ってまいります。体験の内容を実演と共に説明していると、真剣に講師の手元に目を光らせる子どもたち。折地に扇骨を差し入れ、扇子の形に仕上がると「すごーい!」と歓声と拍手が起こりました。実際にやってみると難しい仕事になりますが、講師のサポートも受けつつ扇子の附け体験をたのしんでくれていました。参考資料としていくつか種類の違う扇子を用意していたので、“ 扇子 ”にも色々あることに興味を持ってくれていた姿が見られ大変うれしく思います。
小金塚学童クラブの皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
自分で描いたたのしい絵が一本の扇子となりました。まだまだ暑い日が続きますので、涼しく過ごせますようぜひお役立て下さい。一本の扇子がどのようにして出来上がっていくのか、夏の思い出として皆様の心のどこかに残していただき、これからも様々な伝統工芸品に親しんでいただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2022-04-25

京都扇子団扇商工協同組合の組合員によります『恋の日、扇の日フェア』を令和4年の4月28日(木)から5月9日(月)まで開催致します。
平安王朝の時代、5月1日(旧暦4月1日)は宮中で『給扇の儀』が執り行われる日でした。
それは夏の到来に備え、帝から内侍に柳筥に納めた夏扇を賜るというものでした。
また日本文学の代表的 “恋” 物語として紫式部の『源氏物語』があり、愛し合う男女が互いの扇を贈り合い、将来を約束する文化が描かれております。
このような由来を元に、当組合にて平成2年に5月1日を「恋の日、扇子・うちわの日」として制定致しました。そして今年はその5月1日に合わせて、大切な人へ扇子に気持ちを込めて贈りあう文化を皆様により知っていただけますように上記フェアを企画致しました。フェア期間中の参加店舗にて、普段よりもお得に扇子をお買い求めいただけます。母の日に向けて、日頃の感謝の気持ちを扇子と共にお伝えされるのもおすすめです。
※フェアの内容や対象商品などの詳細は、各参加店舗の店頭やホームページ・SNSなどにてご確認下さい。
京都扇子団扇商工協同組合
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UPDATE 2022-03-22
京の「匠」ふれあい事業
今年度3回目の京都市立小学校の生徒さんと京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験授業になります。
先週の3月18日(金)、京都市立醍醐小学校さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは4年生の皆さんです。
引き続きコロナ禍ということもあり、広めのお部屋をご用意いただくなど感染防止対策をしながら体験を進めさせていただきました。京扇子についてのお話の際には、クイズ形式で答えを問われると様々な答えが出てきて、その積極性と想像力に関心致しました。実際の体験の際も、手仕事の難しさを前にしても最後まで挑戦する頼もしい姿が見られました。また伝統工芸士さんによる職人技も真剣な様子で見たり質問したり、お一人おひとり興味深く学ばれていました。
醍醐小学校の4年生の皆さん、先生方、年度末の貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
直に春も盛りになって、暑い夏がやって参ります。ぜひ今回手にしていただいた扇子で涼をとりつつ、京扇子・京うちわをはじめとした様々な伝統工芸品にも目を向けて、その魅力を発見していただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合







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UPDATE 2022-03-22
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日、折地から京扇子に仕立てさせていただきました、京都市伏見区の京都府社会福祉事業団 桃山学園の皆様からお礼のお手紙をいただきました!とってもかわいいお手紙、誠にありがとうございます。
前記の通り、対面での体験事業はかないませんでしたが、お一人おひとりに無事扇子が届きましたこと、そしてこのようにお写真付きの温かいメッセージをいただきましたこと、この上なくうれしい限りでございます。また、伝統工芸士の職人さん方にとっても何よりの励みでございます。
寒の戻りが身に染みますのでどうぞご自愛いただき、皆様に心地よく穏やかな春の風が吹きますよう、お祈り申し上げます。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2022-03-15
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
今年度新たに公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼いただきました事業によります、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業の第2回目になります。
今回は、京都市伏見区の京都府社会福祉事業団 桃山学園さんでの事業になります。
当初は令和4年の2月に訪問のうえ体験事業を予定しておりましたが、市内の新型コロナの感染状況を踏まえ、体験は中止させていただき、扇子の絵付けをお願い致しました。
後日、絵付けができた折地をお預りして、伝統工芸士の職人さんに仕立てていただき、オリジナル京扇子が出来上がりました。本来であれば体験事業の中でお話させていただいております京扇子については、当組合作製のマンガガイドブックを添えさせていただきました。児童の皆さん方で、一緒に見たり読んだりしながら、京扇子・京うちわについてたのしく知っていただければ幸いです。
今回絵付けをして下さった桃山学園の皆さん、職員の先生方、この度は京都の伝統工芸に関心をお寄せいただきまして、ありがとうございました。
残念ながら職人さんの手仕事の体験や見学はできませんでしたが、お一人おひとりが描いて下さった絵は、一本一本京扇子としてお手元に届いたことと思います。また暑い時期が近づいてまいりましたら今回の扇子で、描いた絵を眺めつつ涼をとる、夏の風情をどうぞおたのしみ下さい。
日常の生活をそっと彩る伝統工芸品は、京扇子・京うちわを含め様々にございますので、これからも色々と見たり触れたりしながら、身近に感じていただければ何よりうれしく思います。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2021-12-21
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
今回は、今年度新たに公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼いただきました事業によります、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業の第1回目になります。
先週の12月18日(土)、京都市御室児童館さんへ訪問させていただきました。
御室小学校さんに隣接し、嵐電の北野線が目の前を通ります。御室保育園さんと併設されたアットホームなあたたかい雰囲気の児童館さんで、地域の方がご利用になる和室のお部屋にて体験事業を行わせていただきました。
今回体験していただいたのは御室児童館へ通う4年生から6年生の皆さんです。
これまでの事業と同じように御扇子にまつわるお話からスタートして、実際に体験へと進みました。
お話では、京扇子についての説明の中で、“要(かなめ)”の部分が昔は鯨のヒゲだったことを知ると「へぇ~!」と驚く生徒さんたち。実際にその鯨のヒゲを手に持ってみることで、よりイメージが湧いている様子でした。今回は少人数での実施でしたので、生徒さんお一人おひとりとの時間をより長く持つことができ、体験もゆっくりと味わっていただけたかと思います。体験後の伝統工芸士による職人技の見学もじっくりと観ていただけました。土曜日だったこともあり、残念ながら出席できなかった生徒さんもおられましたが、事前に絵付けをお願いしていたので当日一緒に仕立てて、後日児童館さんよりお渡ししていただくカタチとさせていただきました。体験できた生徒さんから、できなかったお友だちに、当日のお話や体験の様子をお伝えいただければ何よりうれしいです。
御室児童館の皆さん、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
自分の手が加わった扇子は、既製品とはちがった “特別なモノ” になります。日常の中で使い親しんでいただきながら、ぜひその魅力を周りの方にもお伝えください。そして、京扇子・京うちわを含め現在に続く様々な伝統工芸品に思いを巡らせていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合






