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UPDATE 2023-06-23

第49期通常総会・令和4年度組合関係表彰を祝う会
令和5年6月22日(木) からすま京都ホテルにて
京都扇子団扇商工協同組合 第49期通常総会・令和4年度組合関係表彰を祝う会を開催致しました。
ここ数年はコロナ禍ということで対面での総会や各会合は叶わずでしたが、コロナの分類や規制の問題もクリアされましたので、例年通りの形で総会議事進行が執り行われました。
議長に伊藤友隆様をお迎えし、予定しておりました各議案の承認を諮り、滞りなくご承認いただき閉会と至りました。通常総会後には令和5年度第1回理事会を催し、令和5年度からの新理事長に引き続き南忠政現理事長が続投する旨が決定致しました。
引き続き、令和4年度に伝統工芸業務功労者として【瑞宝単光章勲章】を叙勲されました米原伸治様と【伝統的工芸品産業功労者等経済産業大臣表彰 功労賞】を受賞されました伊藤友隆様をお祝いする会を開催致しました。残念ながら米原伸治様はご欠席でしたが、伝統工芸業界の明るいニュースとして、組合全体でお祝いさせていただきました。
お二方におかれましては、これまでの功績に改めて深謝申し上げますとともに、これからも伝統工芸業界の振興と発展により一層お力添え賜りますようお願い申し上げます。
京都扇子団扇商工協同組合
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UPDATE 2023-04-24

昨年度から始まり今年で2回目となります、京都扇子団扇商工協同組合によります『恋の日、扇の日フェア』を令和5年4月28日(金)から5月7日(日)まで開催致します。
平安王朝の時代、5月1日(旧暦4月1日)は宮中で『給扇の儀』が執り行われる日でした。
それは夏の到来に備え、帝から内侍に柳筥に納めた夏扇を賜るというものでした。
また日本文学の代表的 “恋” 物語として紫式部の『源氏物語』があり、愛し合う男女が互いの扇を贈り合い、将来を約束する文化が描かれております。
このような由来を元に、当組合にて平成2年に5月1日を「恋の日、扇子・うちわの日」として制定致しました。
大切な人へ扇子に気持ちを込めて贈りあう文化があることを皆様に広く知っていただこうという企画です。今年度もフェアの参加店舗にて、普段よりもお得に扇子をお買い求めいただけます。母の日に向けて、日頃の感謝の気持ちを扇子と共にお伝えされるのもおすすめです。
※フェアの期間・内容や対象商品などは各参加店舗で異なります。詳細は各参加店舗の店頭やホームページ・SNSなどにてご確認下さい。
京都扇子団扇商工協同組合
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UPDATE 2023-03-14
京の「匠」ふれあい事業
昨年の11月に続きまして、京都市立小学校の生徒さんと京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験授業の第2回目、今年度最後の学校教育事業となります。
先週の3月10日(金)に、賀茂川を挟んですぐ近くに上賀茂神社がございます京都市立大宮小学校さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは4年生の皆さんです。
コロナ対策の転換が少しずつ進みはじめておりますが、引き続きしっかりと感染防止を図るためホールをご用意いただき、空間を広く使いながら体験授業を進めることができました。先生方にはご理解とご協力をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
体験では、扇子の成り立ちやその種類についてのお話から始まり、実際にその仕上げ方を体験していただきました。のりを付けずに行う“空差し”では、はじめの方に入った中骨が途中で抜けてしまって「あー!」と苦戦する子もたくさんいましたが、最後までできると「できたー!」と万歳して喜んだり、友だち同士で手伝ったりする姿も見られて、とても微笑ましいひと時でした。伝統工芸士の職人技も間近で見学していただき、その手際の速さと正確さをじっくりと観ていただけたかと思います。
大宮小学校の4年生の皆さん、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
年度末ということで何かと慌ただしくなる時期でしたが、4年生最後の思い出に扇子作りを体験していただけたことが何よりうれしいです。早咲きの桜が咲きはじめて、いよいよ春がやってまいりました。一つ学年が上がる度に、見える景色・感じる景色が広がっていくことと思います。疑問や興味を持つ姿勢を忘れずに、益々学業に励まれますようお祈り申し上げます。また、春から夏にかけて今年も暑くなってまいりますので、ぜひ今回作った扇子で涼をとっていただき、扇子の風と共に体験授業の内容を思い出していただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合





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UPDATE 2022-11-11

令和4年11月12日(土)10:00~18:00(最終入場17:30)
13日(日)10:00~17:00(最終入場16:30)
全日 入場無料
京都市中京区御池通東洞院西北角にございます「しまだいギャラリー」におきまして、京都伝統工芸協議会・京都府中小企業団体中央会 共催の第19回「みやこの粋 京の技」展が開催されます。
京都の伝統産業のPRや販路開拓を図るため、各種伝統工芸品の展示・販売・実演会を開催します。
当組合からは、株式会社大西京扇堂・株式会社おく井・株式会社山武扇舗 の3社が出展致します。
どなたでもご入場いただけますので、伝統の技の数々をご覧に是非お立ち寄りください。
【しまだいギャラリー】沿革 : 慶長 13年(1608年)にただ今の地にて糸割符商として創業。江戸中期からは銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋も兼業し、繁栄を続けました。
現存の建物は、明治 16 年(1883年)建築で、かっては東は東洞院通、西は車屋町通に及ぶ大規模なものであり、伝統的町家建築の頂点にたつものとされました。
【出展団体】13団体
京都府仏具協同組合、協同組合京都表装協会、京都漆器工芸協同組合、京都府陶磁器協同組合連合会、京都木工芸協同組合、京都扇子団扇商工協同組合、京都表具協同組合、京都府菓子工業組合、京都市伝統工芸連絡懇話会、京七宝協同組合、京都色紙短冊協同組合、京都美術象嵌組合、京都府象嵌振興会
<参考:京都伝統工芸協議会>
京都伝統工芸協議会は、22業種29業界・団体で構成されており、府内・首都圏における展示・販売会を開催するなど、京都の伝統産業の魅力を紹介しています。
京都扇子団扇商工協同組合
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UPDATE 2022-11-10
京の「匠」ふれあい事業
例年、京都市様よりご依頼をいただき開催しております、京都市立小学校の生徒さんと京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験授業の第1回目となります。
先週の11月4日(金)に京都市立七条小学校さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは6年生の皆さんです。
コロナ禍という厳しい状況は未だ続いておりますが、体育館をご用意いただけたことで空間を広く使うなど感染防止対策に努めつつ、体験授業を進めることができました。先生方にご理解とご協力をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
体験では、時間が少し限られていたこともあり、京扇子に関するお話が若干コンパクトになりましたが、皆さんしっかりと聞いて下さり、さすが6年生だなぁと感心致しました。伝統工芸士による実演を目の前にして、各工程をじっくりと見学する姿や、扇骨に熱を加えて曲げていく“ タメ ”の作業を見て、「すごーい!」と驚く表情が印象的でした。
七条小学校の6年生の皆さん、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
お一人おひとりが思い思いの絵を描き、立派な京扇子へと仕上がりました。通常だと見られない職人の手による製造工程を体験・見学いただいたことで、その技術力の高さや扇子の仕組みなどを学んでいただけたかと思います。京扇子・京うちわに限らず、日本の伝統工芸品と呼ばれるものは、その歴史とともに職人の技術も継承され、今日へと続いています。今回の学びが、この先も様々な工芸品に出会う中で、どんな技術で作られているんだろうと興味を持っていただくきっかけとなりましたら幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合






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UPDATE 2022-10-18
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
今年度第4回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
先日の10月15日(土)、向上社児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは向上社児童館へ通う1年生から5年生の皆さんと保護者の方々になります。
扇子の成り立ちのお話から、歴史の流れとともに様々な扇子が生まれ、祝儀やお茶席など様々な用途・場面に応じた扇子が、今なお人々の生活に寄り添う存在であるということを学んでいただけたかと思います。地吹きと空差しの体験では講師のサポートも受けつつ、お一人おひとり集中して扇子作りを体験していただきました。ご参加いただけた保護者の方々も子どもたちと一緒に扇子作りをたのしんでいただけて、何よりうれしく思います。
向上社児童館の皆さんと保護者の方々、先生方、体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
すっかり秋らしくなり扇子をあおぐ機会は少なくなってまいりましたが、また来年の春から夏にかけて、汗ばむ陽気になりました折には、ぜひ今回の体験を通して製作した扇子をあおいでみて下さい。既製品とはひと味ちがった心地よい風がくることと思います。そして涼とともに体験したことも思い出していただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合






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UPDATE 2022-09-05
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日より続きまして、今年度第3回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
9月3日(土)、京都市西京極西児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは西京極西児童館へ通う1年生から5年生の皆さんです。また数組ほどご家庭から保護者の方もご参加いただきました。
扇子の成り立ちとその歴史について少しお話をさせていただいてから、実際の扇子作り体験へと移りました。はじめに講師がレクチャーをして、そのやり方を真剣に聞き入る子どもたち。いざ同じように手を動かしてみると「むずかしい…!」とその難易度を実感していました。一人ひとりが自分のペースでできるようにサポートさせていただき、また保護者の方や先生方も一緒に子どもたちの体験を見守って下さりました。色々な種類の扇子も置かせていただき、たくさん見て触れて学んでいただけたかと思います。
西京極西児童館の子どもたちと保護者の皆様、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
扇面に描かれた絵はどれも素敵で、お一人おひとりの世界を覗かせていただきました。今回は数組、保護者の方にもご参加いただき、お子さんと一緒に扇子の作り方を実際に体験しながら学んでいただけたことも何よりうれしく思います。京扇子・京うちわに限らず、伝統工芸品はそれぞれの伝統工芸士の手によって作られ、今日まで続いております。今回の学びから、京都はもちろん日本各地にございます様々な伝統工芸品にも興味を持っていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合


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UPDATE 2022-08-25
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日より続きまして、今年度第2回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
8月22日(月)、京都市嵯峨広沢児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは嵯峨広沢児童館へ通う4年生から6年生の皆さんです。
お盆も明けて、児童館の皆さんは元気いっぱいに残りわずかとなった夏休みをたのしんでいる様子でした。体験前の扇子にまつわるお話では「蝙蝠」の読み方やクジラのヒゲなど、クイズが出ると積極的に回答していく姿が見られ、知らないことへの好奇心が学びへの原動力になっているんだなぁと強く感じられました。扇子の附けの体験も一人ひとりが自分のペースで進めていき、最後に伝統工芸士の職人技を目の当たりにすると、苦労した附けの作業がいとも簡単にできてしまうので、思わず「弟子にして下さい!」とお願いする微笑ましい場面が見られるなど、終始にぎやかな時間でした。
嵯峨広沢児童館の皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
一人ひとりが自分で絵を描き、素敵な扇子が出来上がりました。今回、残念ながらお休みだった子の分も当日扇子に仕立てさせていただきました。ご参加いただきました児童の皆さん、お休みだったお友だちに当日の様子や扇子がどのようにして作られているかなど、ぜひお話ししてあげて下さい。実際に工芸品に触れながら話を聞くことで、また新たな発見や興味につながっていくことと思います。まだまだ暑い日が続きますので、扇子をあおいで涼を感じつつ、日本の伝統工芸品を身近に感じていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2022-08-19
京の匠の技を知る!伝統工芸体験
昨年度より公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼をいただいております、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業で、今年度の第1回目となります。
先日の8月18日(木)、小金塚学童クラブさんへ訪問させていただきました。
コロナ感染防止対策の一環として風通しの良い広い空間で体験ができるよう、学童クラブに隣接する永興小金塚こども園さんのホールをお借りしました。こども園の子どもたちもいる中、貴重な場所をご提供いただきましてありがとうございました。
今回体験していただいたのは小金塚学童クラブへ通う1年生から4年生の皆さんです。
これまで通り、はじめに京扇子についてのお話をさせていただいてから体験へと入ってまいります。体験の内容を実演と共に説明していると、真剣に講師の手元に目を光らせる子どもたち。折地に扇骨を差し入れ、扇子の形に仕上がると「すごーい!」と歓声と拍手が起こりました。実際にやってみると難しい仕事になりますが、講師のサポートも受けつつ扇子の附け体験をたのしんでくれていました。参考資料としていくつか種類の違う扇子を用意していたので、“ 扇子 ”にも色々あることに興味を持ってくれていた姿が見られ大変うれしく思います。
小金塚学童クラブの皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
自分で描いたたのしい絵が一本の扇子となりました。まだまだ暑い日が続きますので、涼しく過ごせますようぜひお役立て下さい。一本の扇子がどのようにして出来上がっていくのか、夏の思い出として皆様の心のどこかに残していただき、これからも様々な伝統工芸品に親しんでいただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合

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UPDATE 2022-04-25

京都扇子団扇商工協同組合の組合員によります『恋の日、扇の日フェア』を令和4年の4月28日(木)から5月9日(月)まで開催致します。
平安王朝の時代、5月1日(旧暦4月1日)は宮中で『給扇の儀』が執り行われる日でした。
それは夏の到来に備え、帝から内侍に柳筥に納めた夏扇を賜るというものでした。
また日本文学の代表的 “恋” 物語として紫式部の『源氏物語』があり、愛し合う男女が互いの扇を贈り合い、将来を約束する文化が描かれております。
このような由来を元に、当組合にて平成2年に5月1日を「恋の日、扇子・うちわの日」として制定致しました。そして今年はその5月1日に合わせて、大切な人へ扇子に気持ちを込めて贈りあう文化を皆様により知っていただけますように上記フェアを企画致しました。フェア期間中の参加店舗にて、普段よりもお得に扇子をお買い求めいただけます。母の日に向けて、日頃の感謝の気持ちを扇子と共にお伝えされるのもおすすめです。
※フェアの内容や対象商品などの詳細は、各参加店舗の店頭やホームページ・SNSなどにてご確認下さい。
京都扇子団扇商工協同組合