令和4年3月 京の匠の技を知る!伝統工芸体験 桃山学園さん 仕立て


UPDATE 2022-03-15

京の匠の技を知る!伝統工芸体験

今年度新たに公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼いただきました事業によります、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業の第2回目になります。

今回は、京都市伏見区の京都府社会福祉事業団 桃山学園さんでの事業になります。

当初は令和4年の2月に訪問のうえ体験事業を予定しておりましたが、市内の新型コロナの感染状況を踏まえ、体験は中止させていただき、扇子の絵付けをお願い致しました。
後日、絵付けができた折地をお預りして、伝統工芸士の職人さんに仕立てていただき、オリジナル京扇子が出来上がりました。本来であれば体験事業の中でお話させていただいております京扇子については、当組合作製のマンガガイドブックを添えさせていただきました。児童の皆さん方で、一緒に見たり読んだりしながら、京扇子・京うちわについてたのしく知っていただければ幸いです。

今回絵付けをして下さった桃山学園の皆さん、職員の先生方、この度は京都の伝統工芸に関心をお寄せいただきまして、ありがとうございました。

残念ながら職人さんの手仕事の体験や見学はできませんでしたが、お一人おひとりが描いて下さった絵は、一本一本京扇子としてお手元に届いたことと思います。また暑い時期が近づいてまいりましたら今回の扇子で、描いた絵を眺めつつ涼をとる、夏の風情をどうぞおたのしみ下さい。
日常の生活をそっと彩る伝統工芸品は、京扇子・京うちわを含め様々にございますので、これからも色々と見たり触れたりしながら、身近に感じていただければ何よりうれしく思います。

 

京都扇子団扇商工協同組合