西野工房
京都・東山にて、伝統の技法を守りながら、新しい技術を次々と生み出している、創業一世紀を迎える老舗工房です。
ショールームを併設しており、京都の職人が作る「ええ扇子」を提供できるように心がけています。
新しい技法・ﾃﾞｻﾞｲﾝへの挑戦
扇面ﾃﾞｻﾞｲﾝから製造まで、ｼﾙｸｽｸﾘｰﾝ版画を主とした様々な扇面加飾技術を活かして扇子を製造しております。工房で所有している型は２万枚以上にものぼり、刷毛を使って職人が一枚一枚扇面の地色をつける「色引き」・扇に蒸着箔を附ける技法などとの組み合わせによって多種多様なﾃﾞｻﾞｲﾝを生み出しています。
版を重ねて 力強さも繊細も
扇面に蒸着箔をつける技術をあみ出し、独自の紗型（ｼﾙｸｽｸﾘｰﾝ）技術で色を幾重にも重ねることで、手描きに近い表現を追及しています。また、その技法を利用し、絵画の複製にも取り組み高い評価を得ております。常に新しい技法の研究に打ち込み、多様な印刷技術を取り入れています。
職人がこだわる扇子
工房内で加飾した扇骨や扇面をショールームにて展示、京都の職人が何十もの行程を踏み、一本一本手作りで仕上げられた匠の技の逸品・豊富な扇面ﾃﾞｻﾞｲﾝを楽しんでいただけます。
