京の匠の技を知る!伝統工芸体験
前回より続きまして、今年度第2回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
10月28日(土)、本願寺ウィスタリアガーデンさんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは本願寺ウィスタリアガーデンさんの児童と保護者の皆様です。
扇子についてのお話から始まり、日本で生まれた扇子はやがて中国へ渡り世界へと広がっていったこと・扇子は古くから日本人の生活や文化・芸能に取り入れられ、様々な場面で重要な役割を果たしていることなど学んでいただきました。扇子の附け体験でも、お一人おひとりの様子を拝見しながらサポートさせていただき、扇子の仕組みについて詳しくおわかりいただけたかと思います。
職人さんの仕上げと並行して投扇興も体験していただき、普段はあまり見られないお座敷遊びを順番にたのしんでいただけました。点数を数えながら高得点を目指して何度も挑戦する姿にこちらも応援に力が入りました(笑)
本願寺ウィスタリアガーデンの皆様、この度は体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
皆様にオリジナルの絵を描いていただき、お店には置いていない世界にひとつだけの扇子が出来上がりました。暑い時期に涼をとるのはもちろん、描いた絵を眺めながら今回の体験をたのしかった思い出として振り返っていただければ何よりうれしいです。時節柄、皆様どうぞご自愛下さいますようお祈り申し上げます。
京都扇子団扇商工協同組合