京の匠の技を知る!伝統工芸体験
先日より続きまして、今年度第3回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。
9月3日(土)、京都市西京極西児童館さんへ訪問させていただきました。
今回体験していただいたのは西京極西児童館へ通う1年生から5年生の皆さんです。また数組ほどご家庭から保護者の方もご参加いただきました。
扇子の成り立ちとその歴史について少しお話をさせていただいてから、実際の扇子作り体験へと移りました。はじめに講師がレクチャーをして、そのやり方を真剣に聞き入る子どもたち。いざ同じように手を動かしてみると「むずかしい…!」とその難易度を実感していました。一人ひとりが自分のペースでできるようにサポートさせていただき、また保護者の方や先生方も一緒に子どもたちの体験を見守って下さりました。色々な種類の扇子も置かせていただき、たくさん見て触れて学んでいただけたかと思います。
西京極西児童館の子どもたちと保護者の皆様、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。
扇面に描かれた絵はどれも素敵で、お一人おひとりの世界を覗かせていただきました。今回は数組、保護者の方にもご参加いただき、お子さんと一緒に扇子の作り方を実際に体験しながら学んでいただけたことも何よりうれしく思います。京扇子・京うちわに限らず、伝統工芸品はそれぞれの伝統工芸士の手によって作られ、今日まで続いております。今回の学びから、京都はもちろん日本各地にございます様々な伝統工芸品にも興味を持っていただければ幸いです。
京都扇子団扇商工協同組合