令和4年8月22日 京の匠の技を知る!伝統工芸体験 京都市嵯峨広沢児童館さん訪問


UPDATE 2022-08-25

京の匠の技を知る!伝統工芸体験

先日より続きまして、今年度第2回目の京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業となります。

8月22日(月)、京都市嵯峨広沢児童館さんへ訪問させていただきました。

今回体験していただいたのは嵯峨広沢児童館へ通う4年生から6年生の皆さんです。

お盆も明けて、児童館の皆さんは元気いっぱいに残りわずかとなった夏休みをたのしんでいる様子でした。体験前の扇子にまつわるお話では「蝙蝠」の読み方やクジラのヒゲなど、クイズが出ると積極的に回答していく姿が見られ、知らないことへの好奇心が学びへの原動力になっているんだなぁと強く感じられました。扇子の附けの体験も一人ひとりが自分のペースで進めていき、最後に伝統工芸士の職人技を目の当たりにすると、苦労した附けの作業がいとも簡単にできてしまうので、思わず「弟子にして下さい!」とお願いする微笑ましい場面が見られるなど、終始にぎやかな時間でした。

嵯峨広沢児童館の皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。

一人ひとりが自分で絵を描き、素敵な扇子が出来上がりました。今回、残念ながらお休みだった子の分も当日扇子に仕立てさせていただきました。ご参加いただきました児童の皆さん、お休みだったお友だちに当日の様子や扇子がどのようにして作られているかなど、ぜひお話ししてあげて下さい。実際に工芸品に触れながら話を聞くことで、また新たな発見や興味につながっていくことと思います。まだまだ暑い日が続きますので、扇子をあおいで涼を感じつつ、日本の伝統工芸品を身近に感じていただければ幸いです。

 

京都扇子団扇商工協同組合