令和4年8月18日 京の匠の技を知る!伝統工芸体験 小金塚学童クラブさん訪問


UPDATE 2022-08-19

京の匠の技を知る!伝統工芸体験

昨年度より公益財団法人京都伝統産業交流センターからご依頼をいただいております、京都市内の児童と京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験事業で、今年度の第1回目となります。

先日の8月18日(木)、小金塚学童クラブさんへ訪問させていただきました。

コロナ感染防止対策の一環として風通しの良い広い空間で体験ができるよう、学童クラブに隣接する永興小金塚こども園さんのホールをお借りしました。こども園の子どもたちもいる中、貴重な場所をご提供いただきましてありがとうございました。

今回体験していただいたのは小金塚学童クラブへ通う1年生から4年生の皆さんです。
これまで通り、はじめに京扇子についてのお話をさせていただいてから体験へと入ってまいります。体験の内容を実演と共に説明していると、真剣に講師の手元に目を光らせる子どもたち。折地に扇骨を差し入れ、扇子の形に仕上がると「すごーい!」と歓声と拍手が起こりました。実際にやってみると難しい仕事になりますが、講師のサポートも受けつつ扇子の附け体験をたのしんでくれていました。参考資料としていくつか種類の違う扇子を用意していたので、“ 扇子 ”にも色々あることに興味を持ってくれていた姿が見られ大変うれしく思います。

小金塚学童クラブの皆さん、先生方、夏休みの貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。

自分で描いたたのしい絵が一本の扇子となりました。まだまだ暑い日が続きますので、涼しく過ごせますようぜひお役立て下さい。一本の扇子がどのようにして出来上がっていくのか、夏の思い出として皆様の心のどこかに残していただき、これからも様々な伝統工芸品に親しんでいただければ幸いです。


京都扇子団扇商工協同組合