第19回「みやこの粋 京の技」展

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UPDATE 2022-11-11

令和4年11月12日(土)10:00~18:00(最終入場17:30)

       13日(日)10:00~17:00(最終入場16:30)

全日 入場無料

京都市中京区御池通東洞院西北角にございます「しまだいギャラリー」におきまして、京都伝統工芸協議会・京都府中小企業団体中央会  共催の第19回「みやこの粋  京の技」展が開催されます。

京都の伝統産業のPRや販路開拓を図るため、各種伝統工芸品の展示・販売・実演会を開催します。

当組合からは、株式会社大西京扇堂・株式会社おく井・株式会社山武扇舗 の3社が出展致します。

どなたでもご入場いただけますので、伝統の技の数々をご覧に是非お立ち寄りください。

 

【しまだいギャラリー】沿革 : 慶長 13年(1608年)にただ今の地にて糸割符商として創業。江戸中期からは銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋も兼業し、繁栄を続けました。
現存の建物は、明治 16 年(1883年)建築で、かっては東は東洞院通、西は車屋町通に及ぶ大規模なものであり、伝統的町家建築の頂点にたつものとされました。

【出展団体】13団体

京都府仏具協同組合、協同組合京都表装協会、京都漆器工芸協同組合、京都府陶磁器協同組合連合会、京都木工芸協同組合、京都扇子団扇商工協同組合、京都表具協同組合、京都府菓子工業組合、京都市伝統工芸連絡懇話会、京七宝協同組合、京都色紙短冊協同組合、京都美術象嵌組合、京都府象嵌振興会

<参考:京都伝統工芸協議会>
 京都伝統工芸協議会は、22業種29業界・団体で構成されており、府内・首都圏における展示・販売会を開催するなど、京都の伝統産業の魅力を紹介しています。

 

京都扇子団扇商工協同組合

令和4年11月4日 京の「匠」ふれあい事業 京都市立七条小学校さん訪問

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UPDATE 2022-11-10

京の「匠」ふれあい事業

例年、京都市様よりご依頼をいただき開催しております、京都市立小学校の生徒さんと京都の伝統産業に携わる伝統工芸士との伝統工芸体験授業の第1回目となります。

先週の11月4日(金)に京都市立七条小学校さんへ訪問させていただきました。

今回体験していただいたのは6年生の皆さんです。
コロナ禍という厳しい状況は未だ続いておりますが、体育館をご用意いただけたことで空間を広く使うなど感染防止対策に努めつつ、体験授業を進めることができました。先生方にご理解とご協力をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。

体験では、時間が少し限られていたこともあり、京扇子に関するお話が若干コンパクトになりましたが、皆さんしっかりと聞いて下さり、さすが6年生だなぁと感心致しました。伝統工芸士による実演を目の前にして、各工程をじっくりと見学する姿や、扇骨に熱を加えて曲げていく“ タメ ”の作業を見て、「すごーい!」と驚く表情が印象的でした。

七条小学校の6年生の皆さん、先生方、貴重なお時間の中で体験授業をお受けいただき、ありがとうございました。

お一人おひとりが思い思いの絵を描き、立派な京扇子へと仕上がりました。通常だと見られない職人の手による製造工程を体験・見学いただいたことで、その技術力の高さや扇子の仕組みなどを学んでいただけたかと思います。京扇子・京うちわに限らず、日本の伝統工芸品と呼ばれるものは、その歴史とともに職人の技術も継承され、今日へと続いています。今回の学びが、この先も様々な工芸品に出会う中で、どんな技術で作られているんだろうと興味を持っていただくきっかけとなりましたら幸いです。

 

京都扇子団扇商工協同組合